【卓球場情報】放課後卓球タイム ― GANE TTC（大阪市浪速区）

GANE TTCは今年の1月にオープンしたまだ新しい卓球場です。当初は3か月限定とされていましたが、その後の経営がぼちぼちうまくいっているのか、今も営業を継続されています。

そんなGANE TTCを今回の記事ではご紹介します。

なお、卓球場名について「GANETTC」とスペースを開けずに書かれるケースも多く見受けられましたが、ロゴやゼッケンは「GANE TTC」と半角スペースありになっているようでしたので、本記事では記載を「GANE TTC」に統一します。

基本情報

営業時間はホームページには明記されておらず、不定休の形を取られているようです。だいたいいつでも開いている印象ですが、はじめて訪問される際はホームページに記載されている電話番号かメールアドレスから確認されるのをおすすめします。

卓球場へのアクセス

GANE TTCの最寄り駅は大阪メトロ大国町駅です。その2番出口から徒歩5分程度。繁華街の難波にも比較的近くて便利な立地です。

地下鉄利用の場合

大阪メトロの大国町駅で下車したら、北改札を出て2番出口を目指します。

2番出口の階段を上がって。

出口を出て左の方向へまっすぐ進みます。一本道だから迷わないはず。

5分ほど歩くとGANE TTCが入居しているビルにたどり着きます。赤レンガのビルで、「SHINYO BLDG」の看板が目印です。

ちなみにこのビルの4階がGANE TTCなのですが。

よく見ると世界最強のFZDの姿が見えます。遠目でもすぐわかるな、あのお方。

自動車・バイク・自転車の場合

残念ながら提携の駐車場や駐輪場はないようですので、近隣のコインパーキングを利用することになります。

帰りに買い物をしたり、飲食したりで駐車場・駐輪場代を多少安く抑えることはできるかもしれません。

さて、ここからは卓球場にはまったく関係のないつぶやきなのですが。

近くに大きなパチンコ店には、そこで遊ぶ方向けの駐車場や駐輪場があるようです。特に料金はかからないように見えますね。卓球場とはまったく関係ありませんが。

エントランス

ビルの入り口にはGANE TTCの立て看板が置かれています。

エレベーターホール。小綺麗なオフィスビルといった雰囲気ですね。エレベーターで4階へ上がります。

エレベーターを降りると最初に目に入るのがこの寄せ書き。

カワイイ成分が不足している。白黒だし。男子感が前面に出た寄せ書きになっています。特に💩💩書いたの誰だ出てこい。

気を取り直して卓球場の入り口へ。靴はここで脱ぎます。

傘をさして来たときは傘立てへどうぞ。

卓球場内

コート

卓球台は全部で6台あります。床は赤マット。ビル入居型の卓球場なので天井の高さはどうしても制限されますが、背後の広さはそれなり。中陣でのプレーがぎりぎりいけるのでは。

映り込んでいる方々にはモザイクをかけようと思っていたのですが、コーチの板金さんに「この子らはフリー素材だから」と言われたのでそのまま出します。卓球人物のフリー素材写真が欲しい方はGANE TTCへ行きましょう。

マシンは1台。細かくコース設定できるお高いやつです。

契約ロッカーがいくつかあります。あまり試合に出ず、練習メインの人には便利ですね。

休憩用の椅子たち。ありものを持ってきただけの統一感の欠如。無造作に置かれたスマホとデカいペットボトル。やはりこれは男子の部活動で見た光景。

ショップ

フロアの一角がショップ兼事務エリアになっています。

WRM（ワールドラバーマーケット）と関係が深いこともあって、中国粘着ラバーや異質ラバーを数多く取り揃えている印象です。他店にはない珍しい品揃えなんじゃないでしょうか。

試打ラケットも変わったのがありそう。よく見るとWINGSPANの試打ラケットもありますね。

飲み物も買えるみたいです。支払いは現金に加えてPayPayが使えます。

壁に飾られていたのは、ゼッケンの見本とえべっさんの笹と早田ひな選手のサイン色紙です。サインまでかわいいなちくしょう。

琉球アスティーダの選手たちのサイン色紙もありました。

更衣室・トイレ

更衣室とトイレは卓球コートの場所から出て、エレベーターホールの隣にあります。

こちらが更衣室です。どう見ても給湯室ですが、更衣室です。

このアコーディオンカーテンが閉まっているときは使用中だと思われますので、しばらく待つかお声がけするようにしましょう。でないと、とんだハプニングが発生するに違いありません。

こちらは男子トイレ。多少の古さはありますが、掃除が行き届いているのできれいです。普通に及第点。

いや、よく見ると様子がおかしい。便器の位置が低すぎでは。和式を洋式に換装したのかな。

料金体系

会員の種類はB（ブロンズ）、S（シルバー）、G（ゴールド）、P（プラチナ）の4つにランク分けされていて、月額費用や毎回の支払いが変わる仕組みのようです。

また、大会に参加してポイントを貯めると、会員を1か月体験するチケットがもらえるかもしれません。

教室・打ち放題

GANE TTCの特色のひとつに、打ち放題のメニューが充実していることが挙げられます。1,200円程度で1日打てるのは破格なんじゃないでしょうか。

オープンサークル（ゲーム練習会）

平日19〜23時にはオープンサークル（フリー練習会）が毎日開催されています。繰り返しますが、平日は毎日23時まで。ガチ勢大歓喜な設定ですね。本当に毎日参加してたら頭がおか……なんでもないです。

練習内容は、30分間全員でローテーションで回って練習→次の30分間は自由時間/休憩/レベルの近い人と練習/ゲーム練習のいずれかで、このセットをひたすら回す形になっています。

オープンサークルの料金は1回1,200円。月額5,800円で参加し放題のプランもあるそうです。

この夜の練習会にはLINEオープンチャットがあり。

こんな感じで予定が送られてきます。参加表明もこのオープンチャットのイベントで登録することが可能です。

大会

GANE TTC主催の大会には以下のようなものがあります。

• GANE TTC卓球大会『チャレンジマッチ』初中級の部
• GANE TTC卓球大会『チャレンジマッチ』中上級の部
• GANETTCラージボール大会
• ランダムダブルス交流会
• 藤沢食品杯ステーキ肉争奪戦

各大会の詳細な情報はGANE TTCホームページのイベント一覧からご確認ください。

部活動

GANE TTCには傍から見ていると怪しげな「部活動」と称する集まりがあります。

例えばこれ。新型の卓球台でしょうか。いいえ違います。

雀卓です。おいコラ卓球しろ。

これはGANETTC麻雀部の備品であるようです。

こうした活動はオーナー公認のようで。

たしかにポケカ部の備品らしきものもありました。もう一度言うぞ、卓球しろ。

中でもX（Twitter）でいちばん活動が目立っているのはラーメン部で、ハッシュタグ #GANE_TTCラーメン部 や #GANETTCラーメン部 で検索するとたくさんヒットします。いやもうこれGANE TTCの中でラーメン作って食べてるならまだしも、ラーメン好きがラーメン食べにラーメン屋へ行ってるだけで、もはやGANE TTCという場所にすら1ミリも関係ないですよね。

しかし、こうした仲間とのつながりがGANE TTCの最大の魅力であるようにも思います。単に卓球をするだけでなく、卓を囲んだりラーメン食べたりしながら絆を深める。学生時代には当たり前にあったけど、社会人になって失ってしまったそんな環境が、GANE TTCならまたきっと手に入れられます。

まとめ

以上、GANE TTCのご紹介でした。

毎晩卓球に打ち込める場所がここにはあります。強くなりたい人にはもってこいです。

ですがそれ以上に、学生時代の部活動を思わせるような何物にも代えがたい雰囲気が感じられる、非常に貴重な卓球場だという印象を持ちました。あの青春の日々の続きを味わいたい方はぜひ足を運んでみてください。

では皆さん、良い卓球ライフを！

ピロシキ

卓球うまくなりたい

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中学3年間は弱小卓球部→ブランク30年を経て2021年夏から再開。主な生息地は緑橋卓球場。